世の中ちょっと やぶにらみ!

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「お盆に思う」

yattaro-

         慰霊盆踊り大会

       


中国新聞特集「お盆に思う」投稿 

 タイトル 「平和を願った慰霊盆踊り」

 1945(昭和20)年8月15日の玉音放送によって、周りの人たちが一様に打ちひしがれた様子を目の当たりにしたのは3歳半の時だった。月日は流れ、ひもじさや極度の貧困から少し解放された頃、地元の青年団に誘われ入団した。

 夏は盆踊り、秋は素人演芸会など、地元を盛り上げる企画や運営を手伝った。特に盆踊りは、広場の中央に組んだやぐらの頭上に「慰霊盆踊り」の大あんどんを掲げた。

 慰霊という文字には、先の戦争で命を絶たれた多くの御霊を慰める意味が込められており、地元の老若男女が総出で夜が更けるまで踊った。私たち青年団員も戦争の愚かさやむなしさに怒りを込めて、浴衣を絞るほど汗だくになって踊った。

 戦後81年の今日、青年団も少なくなり、盆踊りが行われる地域も減っているようだが、若き日に盆踊りに込めた平和への願いを私は忘れていない。

 新たに「戦没者慰霊」などという言葉が使われない平和な世の中を願ってやまない。

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