世の中ちょっと やぶにらみ!

本音とたてまえ使い分け、視点を変えてにらんでみれば違った世界が見えてくる・・・かな?

「カルテル発覚」

yattaro-

           

「ビール大手4社に価格カルテルの疑惑が持ち上がり、公正取引員会が刑事告発を視野に強制調査を始めた。」と新聞で大きく報道された。

正直な気持ちとしては、
「やっぱりそうだよね、価格の決定なんて一社だけの判断で出来るわけないよね。」
「それぞれ各社が個別に価格を設定したら、ビール会社は4社も成り立たないんじゃないの?早晩2社か1社に絞られて、品質競争は停滞し、割を食うのは私たちビール愛好の善良なる消費者である」

今回摘発のビール会社に限らず、ありとあらゆる業界、同業者間で「大なり小なり価格カルテルの話し合いや、裏会などと呼ばれる会合は持たれているんじゃないの?」と率直に思う。ただ、そうすることで同業他社との互助を含めて、独占企業の突出を防ぐ役割を果たしている。そのことが雇用を守り、企業体系を保っているという側面もあるんじゃないの?などと考える。

法律では「そんなことをしてはいけない」と決められたら、それに違反すればお仕置きを受ける。理の当然ではある。

清廉潔白、これに越したことはないのは百も承知。そのうえで、中国古来のことわざに「水清ければ魚棲まず」という理論にも納得する。魚の好む水とは、清くてきれいばかりではない。多少の濁りはあっても魚が生き残れる栄養分があることが必須なのだ。
また、「屏風と商売人は真っすぐでは立ち行かぬ」と言われる商売の極意を言い表した格言を思い出す。

ただ、なりふり構わず自社や自分たちの業界だけ儲かりゃいいや、という独善や独断横暴は徹底してつるし上げ、一般市民の味方になってくれないと困る。
今や世界のどこからでも日本市場を狙って、価格競争を挑んでくる。それらに対抗して国内生産や企業を、雇用を守るため、同業他社を守り、国産品の消費を伸ばすためのある意味で必要悪なのではないか?などとも考える。

強き者だけが生き残る、勝ち組になる社会。それは侵略戦争の当事者の独善思想と大きく変わらないのではないか。
自分たちの恐怖を取り除くためなら、隣国の人命も国家をも無残に破壊して顧みない野蛮行為と似通っている。それってどうなんじゃろう。

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