世の中ちょっと やぶにらみ!

本音とたてまえ使い分け、視点を変えてにらんでみれば違った世界が見えてくる・・・かな?

「気まま旅行、こぼれ話」

yattaro-

今回の東京見物旅行は、何故ツアーを選ばず独自の計画、オリジナル旅にしたのか。
何度も申し上げた通り、先ずは時間を自由に使えるよう、ゆとりのあるスケジュールで散策すること。いうなれば絶対外せない目標の幾つかを最優先に、あとは行き当たりばったり、気に留まることがあればそこでじっくり時間を費やす。そんな気軽さと勝手気ままを優先させた。だから、ハトバス観光によるコースを選んで定番東京見物をするのも可能ではあったが、敢えてそれを外して、迷いながら、くたびれながらこの脚で目的地を探す苦労を買って出た。

そんな旅の先ずは失敗談。
一つ。原宿駅に降りて明治神宮参拝も予定していたが、行けなかったこと。
二つ。NHK放送会館に行って、運がよければ、朝ドラ「ブラッサム」のセット見学を頭に描いてはいたが、こちらも行かず終い。
三つ。両国の「江戸東京博物館」見学は、はなっから大きな目標に入れておくべきであったのに、それをしなかったために外してしまった。こちらでは、NHK大河ドラマ豊臣兄弟の資料や衣装など展示されていた。残念ながらそれも見損なった。

がっかりした話も幾つかある。最も大きなことは、元の勤務先日本製紙本社ビルを訪ねて有楽町に行ってみたが、残念、千代田区神田駿河台に移転しており、元本社ビルは解体され新規工事の真っ最中。面白くもおかしくもない姿に変わっていた。
有楽町駅「そごう口」が今は「日比谷口」に変わり、元のそごうデパートはビッグカメラの店舗になっていた。街はすっかり様変わりして、日比谷公園も高層ビルの谷間に沈み、帝国劇場や帝国ホテルなどもどこにあるのか分からないほどの、ただただ高層ビルがひしめくコンクリートのジャングル。「あなたを待てば雨が降る 濡れて来ぬかと気にかかる・・・」そんな優しさなどどこにも見当たらない。そんな寂しい街になっていた。

無理もない、30年の歳月は国家も街のありようも日進月歩。田舎者の生きるところではない感じを強くした。
それでも、有楽町駅の観光PRの掲示板には「福笑い 山口で」の下に横長の錦帯橋五連のアーチ写真が飾られていた。時あたかも、山口ディストネーションキャンペーン(山口県観光PR DC)として全国的に観光誘致を行っている一役を、有楽町駅でお目にかかるとは、これはラッキーだった。

そして最後の最後で、危うく帰りの飛行機に置いて行かれそうになった、空恐ろしい体験話は恥ずかしながら、ここに記しておかねば気が済まない。

浜松町からモノレールに乗って、出発予定時刻90分前に羽田空港到着。それが何と第三ターミナルで下車してしまった。「ここは国際線です、第二ターミナルへ無料バスで移動してください」と。これなんぞは可愛いミステーク。
第二ターミナル移動後早めの搭乗手続きを。「57番ゲート出発です。」きょろきょろしながら57番ゲートを見つけて、周辺の店で腹ごしらえしたり、追加のお土産を購入したり、時間のゆとりをいいことにゆったり過ごしていた。

出発20分前になっても他の乗客らしい姿が集まって来ない。いよいよ15分前になっても誰も来ない。搭乗口の案内画面には搭乗口の変更など一切案内がない。でもおかしいね~。心細くなって尋ねてみた。

「搭乗口は変更されています」と、こともなげに言う。「だって俺たちの登場チケットには57番の表示しかないぜ」。「兎に角案内をよこしますから急いでください」問答無用。やってきた案内人はしかめっ面で「荷物は私が持ちます、とにかく急いで」約300m離れた変更搭乗口へ、息を切らせ汗を流して走らされた。散々お疲れの最終日の最後のランニング。きついといったらありゃしない。
何とか最後の乗客二人が席に着いたことで満席となり、間もなくエンジン音が高くなってきた。

出発前にスマホを確認したところ、「搭乗口の変更案内」のSMSメールが入っていた。
何で57番搭乗口の案内画面に「変更案内を流さないのか」やり切れない思いを抱えたまま、間もなく離陸。ほうほうの体で指定の席に座り事なきを得た。もう5分も遅れていたら、旅行ケースだけが岩国空港に着いて、アタシたちは別途新幹線で帰る羽目になっていた。

ここにも、世の中スマホですべてが回る。スマホに慣れない人間は危なっかしくて飛行機にも乗れないのか。やはり地上を走る新幹線の方が親切で、細かい情報を流してくれる優しさがある。もしこの次に勝手旅行をするのは飛行機よりは地上を走る方が安心だね~。と年寄り二人、肝を潰した冷や汗を拭き拭き、空港から我が家への車運転に細心の注意を払って、何とか無事に到着した。
そんなお粗末「お上りさん旅行奮戦記」。おしまい。

最後に今一度PASMOについて。このチケットは、JR・私鉄・地下鉄・どうかするとバス・タクシーまでこのチケット1枚で全て電子通過可能。これは便利で気まま旅行を一段と快適にアシストしてくれた。

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