世の中ちょっと やぶにらみ!

本音とたてまえ使い分け、視点を変えてにらんでみれば違った世界が見えてくる・・・かな?

「ななちゃん語録」

yattaro-

         

この春、お姉ちゃんは中学生に進学、妹は小学3年生に進級した倅一家の子供たち。
お姉ちゃんの中学進学は、新生活への準備が何かとあって慌ただしい日々だったらしく春休み中の里帰りはなかった。ここにきて、新学期も少し落ち着いたのか、3年生の妹とお父さん二人だけが急に里帰りしてきた。
普段は近くに住む孫君に振り回されることが多いが、3年生の姫孫さんは、することなすことおとなしく、優雅で愛らしい。色んなおしゃべりにも頬がゆるむ。

「ばあちゃんあのね、ばあちゃんが作ってくれるおいしいご飯をいっぱい食べようと思って、わたし今日はおやつも食べないで帰ったのよ」と、先ずはばあちゃんを持ち上げる。「ばあちゃんはいま、腰と肩が痛いんよ」と言うと「母さんにはもっと強く押さえるけど、ばあちゃんには優しくもんであげるね」。ポロっと女の子らしいことを言う。

食べて遊んだついでに「じいちゃん、お散歩に行こう」という。途中きれいな花が咲いていたら「ワン・ツー・スリー」と数える。負けじとフォー・ファイブとジジが続けると、ヒフティーンまで英語での数え方を教えてくれた。「へ~英語が上手なんじゃね」と話を向けると、幼稚園のときアメリカの先生から習ったよと、こともなげに言う。そして「Which fruit do you like 」(あなたの好きなフルーツは何ですか)って言うんよ」と。もう一つ「Which color do you like、じいちゃんは何色が好きですか」と。久しく使わない英語はまさしく「負うた子に教えられ」ではないが、小3の孫に教えられながら、いつものコースを散歩する。思いがけないくすぐったさに背中が笑う。

三つ子の魂百までとは聞いていたが、幼い時の耳学問が今も完全に頭に残っているとは。幼子の情操教育の大切さとはこういうことを言うのだね~。だから嫌なこと、怖いこと、悲しいことなどマイナス体験を迂闊にさせることは、教育上よろしくないなどの教訓を改めて思いしらされる散歩道であった。

同じお腹から生まれた姉妹なのに、お姉ちゃんとは少しタイプが違って、言うこともなかなかのもので、なんとも優しい気持ちにさせられる楽しい語録を残して帰って行った。春の夕暮れを前にしたゆったりのお散歩。ジジの妙薬になりそう。

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