「皐月ついたち」
個人的には今が、1年中で1番好きな季節である。春夏秋冬それぞれに特色があって、風情がある。どれといって嫌いというわけではないが、「山笑う・・・」「風薫る・・・」「鯉(恋)躍る・・・」「茶摘みに田植え・・・」「母の日カーネーション・・・」と囃される5月は特別に気持ちが弾む季節である。
そして ❝ 目に青葉 山ホトトギス 初鰹 ❞ と言われる5月の初めは、特に心ウキウキ、何か行動を起こしてみたい衝動に駆られる。
昨日の雨に祟られて、予定していたG・ゴルフ大会が今日に延期された。今朝からのお天気は回復する予報であったが、薄日が差す中で進んだのは開会式だけ。
山口県東部から参加する高齢者167人が、32ホールそれぞれに散って「一斉にスタート」と打ち始めたら間もなく小雨が降り始めた。一斉に傘の花が開くなどという風流とは全く縁がない一応戦いの場である。
身動きに優しいヤッケや軽めのビニール合羽を引っ掛けて、中断することもなく小雨の中の続行。寒いのなんの。「今日から5月だよねー」「G・Wの真っ最中なのに、なんでこんなに寒いの?」などという選手の声を、神様が聞し召したのか、間もなく雨は上がった。でも冷たい北風が吹く。ただただ寒い。それでも「中止にしよう」などという声は聞かれない。だから、年寄りのパワーを舐めたらあかんのよ。一旦やり始めたら「最後までやろうや」というのが暗黙の了解、やる気の見せ所なのよ。
他でもないが、5月は好きな季節。特に5月の初めは心ウキウキ、などと言った手前、シャキッと晴れてくれないとアタシの面目丸つぶれ。という気持ちもあって密かに神頼みをしたのよ。
今日はたまたま小雨に少し気勢を削がれたが、皐月待望論には何ら変わりはない。
茶摘みがスタートし田植え用の田んぼには水が張られる。母の日はやってくる。そんな絶好のいい季節。できることなら。世界のリーダーたちはもっともっといい知恵を出し合って、日本の皐月の空気に負けない、爽やかで美味しい、世界中の人々が深呼吸できる世の中にしてもらいたいね~。