世の中ちょっと やぶにらみ!

本音とたてまえ使い分け、視点を変えてにらんでみれば違った世界が見えてくる・・・かな?

「芒種、種をまく」

yattaro-

5月下旬の「小満」と6月下旬の「夏至」の中間にある二十四節季のひとつ「芒種」とは、稲や麦など穂を出す穀物の種をまく時期とされている。
芒種の「芒」は、イネ科の植物の穂先にある針のようなトゲの部分を指している。

昔の農業はこの二十四節季に合わせて、畑づくりから種まき、施肥そして収穫と、季節を違えなければおおむねそれなりの収量が確保されてきた。
ところが、地球温暖化や異常環境変化など昔の基準とは相いれない近年の農業は、すべての面で、二十四節季の常識から外れていることが多い。

6月6日の今、稲作の田んぼのほとんどが田植え済みであり、早乙女の出番も5月半ばには終わっている。いまごろは、水が張られた田んぼの水面から顔を出し、ひ弱い苗代
が風に吹かれて右に左に揺れる風情ある景色が広がる。

    

            

二十四節季を度外視した営農は定着したものの、この地球温暖化は私たちの生活には、異常気象による大雨、洪水などたびたび命の危険にさらされる怖さをもたらす。
さらに、高温による熱中症対策は、一寸の油断もならない。特にスポーツを志す小中高大全ての選手の練習風景も厳しい制限を受ける。

たとえば高校野球は、9回から7回への時短が議論され、練習時間も抑えられる。そこへもってきて、クラブ活動顧問の在り方や、遠征の在り方まで全てに見直しを迫られている。未来ある子供たちの将来に影を落としかねない事柄ばかり。それなのに、世界会議や国連会議などでは、温暖化の具体的な対策が本気で語られているのか、疑問に思う。

近い将来を見据えて、誰かが温暖化防止の種をまかないと、地球が灼けついてしまいそう。種をまくなら今、「芒種」のタイミングを逃してはならない。

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