「待望の雨が」


待望の雨が降った。8月の1カ月に1日しか降らなかった雨が、久しぶりに心地よい雨音を立てて降った。念願の有り難い雨。欲を言えば、もう少し欲しい。隣の畑や空き地に水たまりが出来る程度には降って欲しかった。未明から降り始めてはいても、小雨が長時間で量的にはまだまだ足りない。
ほんと、地面はカラカラに渇いている。草も小さな植木も枯れてしまいそうな乾燥続き。線状降水帯の発生や洪水、浸水警戒警報発令までの雨はいらないが、長い長い強力な日差しに晒され続けた野山の草木はもとより、湿り気のない空気は人間さまも辟易。
家族の手や体を暖めてきた我が家の大火鉢。一人役を終え第二の生き場所として、スズメ、ハト、ヒヨドリなど野鳥の水飲み場の役割を全うし、小鳥たちを見守っている。
この大火鉢でさえ雨がないため雨だれ受けの本領が発揮できないまま、半分より下までの貯水量で小鳥たちの助けにもならなかった。だがまた今日から、飲料水はもちろん、時々水浴び場としてその役割を果たすことになる。火鉢も畑も人間もひと息ついている。
一方で、今日の雨は待望には違いないが、口惜しさも残る雨ではある。
長い夏休み期間は、子どもたちの遊び場として提供するために、我々年寄りの楽しみとしてきたグラウンドゴルフによる公園使用を遠慮して来た。
夏休みも終わり、さぁ今日から「今年後半のゲームスタート」の予定であった。
雨天中止、こればかりは仕方がない。「今日は残念、また来週火曜日から始めましょう」とライン発信した。それぞれに返信が来た。中には「人生の縮図かな?大げさかも」や、「早く皆さんに会いたいですね」などが寄せられた。まさに、人間万事思い通りには行かないよ、との警告をもらった感じでもある。
お年寄りの同好会ではあるが、永年積み重ねたきずなと体力強化は健在である。
暑さ対策、熱中症に配慮しながら、一日も早くGゴルフ練習再開を待っている。暇も余っているが、気力も体力も余っている仲間である。