世の中ちょっと やぶにらみ!

本音とたてまえ使い分け、視点を変えてにらんでみれば違った世界が見えてくる・・・かな?

「9月9日」

yattaro-


        


9月9日、言わずと知れた救急の日。同じ語呂合わせでもこれほど明確で分かりやすいのも珍しい。
今年の夏ほどの連日連夜の猛暑日は、どうしたって体調急変による救急搬送が要請される確率がたかくなる。そんな猛烈な暑さに続いて今度は、全国各地で発生する集中豪雨。緊急避難指示発令や、警戒レベル上位の大雨、線状降水帯などによる洪水・氾濫・土砂災害など、後を絶たない自然災害対応には必ず救急車は必要に迫られる。

そんなこともあって、全国的に救急体制の遅れが目立つと言われている。私たちも必要最小限の救急車活用を心がけたい。タクシー代わりの救急車要請は慎みたいものだ。
それには普段からのかかりつけ医との意思疎通や緊急時の対応、身の処し方を予知しておく必要があるのかも。
幸いにして、84歳と79歳の二人生活だが、いまだ救急車のお世話になったことがないのは有り難いことではある。が、地球全体の気候変動や地震・津波など自然災害に対応できる救急体制の整備は、急いでもらいたい課題ではある。

さて、今一つの9月9日は、古来からある季節を分ける五節句の一つとして「重陽の節句」と呼ばれるお祝いの日としての位置づけもある。ついでながら五節句とは、1月7日、七草の節句。3月3日、桃の節句。5月5日、端午の節句。7月7日、七夕の節句。そして9月9日は重陽の節句である。

重陽の節句の「陽」とは奇数のことをいう。陽の中で最も大きい意味をあらわす9が重なるおめでたい日として、平安時代の頃から宮中行事として重宝されてきた。
具体的には、菊の花びらを浮かべたお酒を飲むとか、菊の花をあしらった料理を頂く。果ては湯船に菊の花を浮かべて体を清めるなど、いずれも健康長寿を願う風習が、今に伝わったと言われている。

救急救命という切羽詰まった現実に対応する日であると同時に、みやびたお祝いの日でもある9月9日。改めて色んな解釈を深めておくのも悪くない。

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