世の中ちょっと やぶにらみ!

本音とたてまえ使い分け、視点を変えてにらんでみれば違った世界が見えてくる・・・かな?

「1%の可能性に夢を乗せて」

yattaro-
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        金メダルの後輩とともに笑顔を見せる平野歩夢 

イタリア、ミラノ・コルティナが熱い。
外気は氷点下2度の競技場周辺が、夢を追い、限りなき限界に自ら挑む。若さ溢れるオリンピック選手たちの熱気にむせかえっている。

メダルが確実と期待される中で、金か銀か、それとも銅か。レベルの高い世界に挑む男子フィギアスケートの、鍵山、佐藤、期待に違わぬ成績を残した。世界の多くの目が注がれた金メダル候補のアメリカ選手は、思い通りのパフォーマンスに乗り切らないまま、意外にも8位という成績。こんなこともあるのかという、計り知れない重圧、責任の大きさを改めて思い知る。

我が国のお家芸ともいえるまでに、その名声をほしいままにしたスノボー男子ハーフパイプ。4年前の金メダル以来たゆまぬ練磨を重ね、今大会も順調にいけば金メダル候補の筆頭をだれも疑わなかった平野歩夢選手。オリンピック最終調整となる、開催1か月前に、練習中に骨盤骨折という大けがをした。それでも今大会出場をあきらめきれなかった。「可能性が1%でもあるのなら、『オリンピック夢舞台』で滑りたい」と言って飛んだ、舞った。「生きて戻ってこられて良かった」と、いつもの通り穏やかに語ったという。

ハーフパイプから空中高く飛びあがるときは、常に大けがと隣合わせ。練習の時から危険を感じているし、恐怖心と戦いながら雪の上に立っている。それが、選手個々の偽らざる心境であろう。どの種目であっても、チャレンジし続けなければ振り落とされる夢舞台。種目に関係なく大きな大きな声援を送りたい。

平野選手に限ったことではないが、「前回金メダルを取って、次もまた金を目指したいという気持ちが自然に芽生えた。自分の負けず嫌いや強いプライドとか、たくさんの感情の集大成が原動力になり、ここまで戦ってこられたのだろう」と本人は語る。
そしてこれからもなお、自分と向き合いながらチャレンジはは続くのだろう。
夢を抱けば誰もが叶うほど世の中甘くはないが、自分の好きな道を自分で伸ばす努力をすることが原点である。周囲はそのひたむきさを精一杯応援するのである。

やはり、スポーツの世界は、先が見えないだけに感動することが多い。いやスポーツばかりではない。人間社会もその先に何があるかわからない。だから面白いのかも。

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