「フレンドシップデー」
海上自衛隊とアメリカ軍海兵隊合同で、米軍岩国基地で開催される1年に1度の大イベント「フレンドシップデー」。岩国市の総人口13万人に対して、今日一日だけで15万人とも17万人という航空ファンが全国から、米軍岩国基地を訪れる。まさに市を挙げての一大行事である。
観光各社も早くからバスツアーを組んでいるし、良くも悪くも米軍基地を抱える地元への少しでもプラスの材料になればと、躍起になっているというのが現状である。
大型連休2日目の今日は、あいにくの大雨が朝から降りっぱなし。
G・W帰省した倅一家も、いいお天気なら親子伴なって基地見学に行く予定だったみたいだが、なんせ広大な基地のメイン会場にたどり着くまでにびしょびしょになりそうということで、出かけるのは止めて我が家の窓から眺めることにしたという。
ジェット爆撃機の低空飛行が始まると、窓からじゃ見えにくいといって、母子3人は傘をさして隣の空き地に出て、頭の真上を、轟音とどろかせて飛び去るジェット機を見学したようだ。平和を保っている現状ならではのジェット機見物である。もしも、このジェット機轟音に怯えなければならない日が来たらどうしよう。そんな日が永遠に来ないことを願うのみである。
日米地位協定なるものは大幅に見直して、独立国家同士の対等な連携が成立してこそ、真のフレンドシップデーということになるのだろうが、基地を抱える地元住民の本音は、日米同盟とい名前はいいが、実際の安全保障という意味では、米軍におんぶにだっこという感覚は免れない。それでも、もし米軍が日本から完全に撤退したら、たちまち安保の苦境に陥るであろうことも承知している。ここにも、強い日本。外交で対等に物言える日本に立ち戻る必要を痛切に感じる。きれいごと並べていては立ち行かない現状が目に見えている。そんな気がする、フレンドシップデーではある。